タービン交換で90PSオーバーを実現したS660。
その後、走行でのセッティングを行いながら、開発担当者以外のスタッフも
このタービンでのフィーリングチェックを行いました。
インプレ後の話をまとめると・・・
「実走での印象はノーマルタービンと比べ物にならないほど鋭く
特に5000rpmからの加速力は別物で、グラフでの数値以上にパワフル。
タービンサイズが大きくなった分、懸念される低速トルクへの影響は、
ブーストアップ仕様からはダウンするものの、ストック状態とほぼイーブンなので
ストップ&ゴーを繰り返す街乗りでも、全く気にならないレベル」
とマッチングはかなり良さそうです。
次にこの状態で、現在テスト中のサクションkitを投入してみました。
ここでもセッティングは若干修正が必要となるものの
パワーチェックの結果は・・・
94.0PS / 7400rpm 13.6kg-m / 3500rpm つまりタービン交換状態でのサクション効果は
+3.5PS 0.9kg-m!! ノーマルエアクリーナー時と比べ、レーシーな吸気サウンドになるだけでなく
ブーストの立ち上がりが鋭く、中-高回転域のキレに磨きをかけた印象です。
この時点でノーマルインジェクター容量は少し余裕があるものの
これ以上の出力アップには、燃料系の見直しが必要と思われるレベルに達しました。
もう少しパフォーマンスアップの可能性を探りたいところですが
エンジンへの負担を考慮するとともに、耐久性検証のため一旦ここで終了。
この仕様で走り込んでみます。
S660 ブーストアップからのステップとしてお勧めのタービンアップグレードメニュー。
Kansaiではその効果を同乗試乗にて体感いただけるようデモカーを用意しています。
興味のある方、是非チェックしてください。
前編の
「S660 タービンアップグレード」はこちら→
デモカーの同乗試乗は、同車種でご来店いただいた方に限ります
また取材等で社内にない場合もありますので、お電話等で事前にご確認ください