S660がデビューして早1年。
現在様々なチューニングが展開されるなか、Kansaiでは早い段階から
エンジンパフォーマンスの引き上げの常套手段であるECUファインチューンに着手。
長期間のテストでデータを積み上げ、ノーマルタービン仕様のまま
安全かつ最大限にエンジン出力を向上させるため、
ハイオクガソリン+HKS Flash Editor Kansai Specを提案しました。
その出来栄えはユーザーさまから高い評価をいただき、店頭作業のみならず
遠方の方からも通信販売のリクエストをいただいている状況です。
しかし慣れてくると「もっとパワーがあればなぁ・・・」と誰もが考えるところ。
そこで今回テストしたのが、タービンのサイズアップ。
風量的に現状が限界と思われるノーマルタービンを大型化することで
更なる出力アップが可能かどうか検証することにしました。
目標は90PS!!
タービン交換作業はエンジンのエキゾースト側がCR-Zなどと同様
エキマニレスタイプのため意外とスムーズ。
ECUデータはそのままで、モニターを見ながらパワーチェックしてみると・・・
90.5PS / 7200rpm 12.3kg-m / 3600rpm 空燃比が若干ずれるため、データ修正が必要となるものの あっさりと90PSを達成。
今後はセッティングパターンの変更による出力特性の確認と、実走でのフィーリングチェック
あわせて現在テスト中のサクションkitとのマッチングを確認する予定です。
ノーマルインジェクターサイズからも、この出力あたりがほぼ限界となるため
コストパフォーマンスを考えるとピッタリのタービンサイズといえます。
Kansaiサービスではタービン交換チューンを同乗試乗にて体感いただけるよう
デモカーを準備しています。
興味のある方、是非ご自身でご確認ください。
続編の
「S660 タービンアップグレード Vol.2」はこちら→
デモカーの同乗試乗は、同車種でご来店いただいた方に限ります
また取材等で社内にない場合もありますので、お電話等で事前にご確認ください