2014年12月23日
昨日は雑誌REV SPEEDさん主催の「鈴鹿サーキットランミーティング」にお邪魔し
デモカーのWRX STIとBRZをテストさせてもらいました。
ドライバーはいつものProjectμ 山野直也さん。第一枠目はWRXから走行開始しました。
先月の走行会ではサスペンションのみのセットアップで、軽くインプレ程度だったWRXですが
今回はブーストアップ仕様に加え、足まわりもHIPER MAX IV GTからSPへと変更しました。
コースに出てすぐに 2'23"628を記録。ラジルアタイヤでのラップタイムと考えると、
なかなかの手応。ピットで少し減衰を調整した後はさらにタイムを上げ、2'23"455をマーク。
この枠では無理することなくテストを終了することにしました。
第二枠目からはNA仕様でエンジン性能を高めてきたBRZをテスト。
こちらも走り始めてからすぐに、今季ベストを塗り替える2'26"732を記録。その後は
車高の変更や、ADVAN NEOVA AD08R の255-265とタイヤサイズの比較
更にはVOLTEXさんの新作リアウイングと予定していたテストスケジュールを順調に消化。
ダウンフォースの増加によるコーナーでのステア特性変化と、最高速に与える影響など
様々なデータを収集しながら徐々にタイムを詰めていきました。
そして最終枠ではサスペンションセットとタイヤサイズを265から255へ戻し再度アタック開始。
その結果、午前中に計測したタイムから1秒以上縮める2'25"549を叩き出し
NAチューンの可能性の高さを証明できた瞬間となりました。
事実上のシェークダウンとなったWRX STIとエンジン・足まわり・エアロパーツと熟成を
進めてきたBRZ。今年最後となるサーキットテストでは、良い結果とともに膨大なテストデータを
取得できたことは、とてもラッキーでした。
ラップタイムの追求だけでなく、次に繋がる「データ取り」の方が重要だと考えているからです。
テストを引き受けてくださった山野さん
長い時間お疲れさまでした!
このテスト内容は、来月26日発売のREV SPEEDに掲載される予定です。
是非チェックしてください!!