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HKS GTIII-RS SPORTS TURBINE KIT for WRX STI TEST REPORT
2017年05月02日
EJ20用スポーツタービン HKS GTIII-RSのレポートです。
タービンの基本スペックは、先にリリースされたRB26DETT用のGTIII同様
メタルタイプの軸受を採用したMHI製センターハウジングに
HKS製オリジナルブレード・ハウジングの組み合わせ。
テスト車両はデモカーWRX STI。
取付けは車両側への若干の加工が必要となるものの、
ショートパーツ類も付属されているので、ほぼボルトオン感覚で装着可能。
早速機材を設置してタービンのナラシからセッティングに入りました。
走らせての印象は、前作のスポーツタービン GT2835と比べ
過給圧の立ち上がりが鋭く、中低速域のトルクが太いところ。
そのうえノーマルエンジンで380PS以上が狙えるサイズなので
純粋にGT2835のレスポンスを向上させた仕様といえます。
そのエンジンフィールはパワーチェックグラフでも確認可能。
4500rpmから上の回転域で厚みのあるトルクがレブリミットまで続き
乗りやすいエンジンのお手本のような出力曲線を描きます。
もちろんRB用と同じサージングレスでアクセルワークに左右されることなく
ピックアップの良さを堪能できるタービンです。
今回テストしたのはWRX STIですが、同じエンジンを搭載する
IMPREZA G#Bへの取付けも可能。同仕様でGDB用も設定されています。
ブーストアップの次のステップとしてターゲットとなるGTIII-RSスポーツタービンキット。
最新技術を駆使し設計された秀逸なタービン性能を、是非ご体感ください。