ブーストアップからタービン交換までノウハウ豊富なEJ20チューニングですが、仕上がりレベルを左右するのはトータルパッケージングです。ボディ剛性などの進化内容を見極めたうえでスポーツ走行時に不足するポイントをバランス良く対処し、ステップごとのデータを収集。あらゆるステージでスキのないWRX STIの最終形へと仕上げました。

車名

Kansai WRX STI

グレード

STI

エンジン型式

EJ20Y

車両型式

CBA-VAB

年式

2014/08

トランスミッション

6M/T

ノーマル重量22.16kgに対して僅か10.44kgと超軽量のHKS ハイパワーマフラー SPEC-L。排気効率向上によるレスポンスアップはもちろん、軽量化による車両運動性能を高めます。

サーキットでのスポーツ走行時、一気に上昇する油温。オイルクーラーを追加することで、油膜切れを防ぐだけでなく、油・水温上昇によるパワーダウンを回避し、安定した走行が楽しめます。

ハードな走行で管理が必要なものといえば油・水温情報。見やすい位置にメーターをセットし、ドライバーがエンジンコンディションを的確に把握することで、トラブルを未然に防ぐことができます。

ボディ剛性UPの要となるフロントタワーバー。素材には通常のシャフト形状のものと比較し、3倍の強度を有する「アルミ目の字オーバルシャフト」を採用し、軽量かつ高剛性を実現しました。

フロントロアアームバーにも、プレートを組み合わせた「アルミ目の字オーバルシャフト」を採用。コーナー中のアライメント変化を最小限に抑えることで、狙ったラインを外さないハンドリングをサポートします。

ハイグリップタイヤの装着での走行を考慮し、3点支持の形状を採用。フロントと同様、リアサスペンションアームの支点を繋ぐことで、コーナー中のアライメント変化を抑制し、車両安定性を高めました。

純正採用されたことで証明されたリアセクション補強の必要性。テストデータを基にスチールオーバルシャフトと3.2mm厚のスチールプレートを組み合わせることで、さらなる剛性を確保しました。

86/BRZやLEVORG同様リアタワーバーはスチールオーバルシャフトを使用。ラゲッジスペースを一切犠牲にしないデザインながら、効果的にボディ剛性を引き上げることでハンドリングに磨きをかけます。

Projectμ
SCR-GTブレーキローター
2ピース構造による軽量化と冷却効率のアップとともに、フローティング構造を採用することで、高温時における歪みと振れを低減します。

RECARO
SR-7 LASSIC
スポーツドライビングだけでなく、街乗りやロングツーリングも快適に楽しむことができるユーティリティ性の高いSR-7シリーズ。

ADVAN Racing GT
ノーマルタイヤ・ホイールと比較して1本あたり2.4kg、1台分で9kg以上の軽量化。走りにも大きな影響を与えるホイールです。